世界最大級の音楽コミュニティサイト、日本語版「Last.fm」がスタート
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エキサイトは、「Last.fm」の日本展開におけるパートナーとして本サービスのローカライズを軸に、共同で日本における様々な取り組みを進めていくという。
「Last.fm」は、iTunesやWindows Media Playerなどの音楽プレイヤーに専用のプラグインをインストールすることにより、ユーザが再生した楽曲の履歴データを蓄積し、そのデータを元にユーザに役立つ様々な情報を提供する「ソーシャル音楽ネットワーキングサービス」だ。
IDを取得してプラグインをダウンロードし、インストールすると、PCを使って音楽を聴くだけで、再生した楽曲データが「Last.fm」のデータベースに送信され、ユーザごとの「ミュージック・プロフィール」が作成される。そこにはユーザが再生した曲のリストやランキングが表示され、自分が「どんなアーティスト、楽曲をよく聞いているか」を把握することができる。さらにユーザの履歴に応じてオススメ楽曲リストを表示する機能もある。
また、自分以外のユーザのプロフィールも閲覧できるので、自分と音楽の趣味が似た友達を簡単に探すことができ、その人が聞いている楽曲を見ることによってまだ出会っていない新たな音楽を知ることも可能になる。
基本機能はすべて無料で利用できるが、広告非表示やオリジナルスキンを作成できる月額350円の有料版も設定されている。
すでに英国版サービスを利用し、IDを取得しているユーザは以前のデータをそのまま日本版でも利用することが可能。
ただし英国版で提供されている、ユーザの好みに合わせた曲をストリーミング再生できる「パーソナルラジオサービス」機能は現在用意されていない。エキサイトによると2006年秋ごろにはサービスを開始する予定だという。
日本版独自の機能としては、エキサイトが提供するインターネット名刺サービス「エキサイトネームカード」との連動や、エキサイトIDとの相互アクセスなどがある。
将来的には有料版の提供や、携帯電話やデジタルミュージックプレイヤー等のPC以外のデバイスでの利用も視野に入れているという。
《田口和裕》
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