ニコン、単3形電池を採用したエントリークラスのコンパクトデジカメ2機種「COOLPIX L5/L6」

　ニコンは、単3形電池を採用したコンパクトデジタルカメラ2機種「COOLPIX L5/L6」を9月8日に発売する。価格はいずれもオープンで、実売予想価格はL5が35,000円前後、L6が25,000円前後。なお、L6のみ2色（チタンシルバー、ホワイト）のカラーバリエーションを用意している。

●COOLPIX L5

　有効720万画素の1/2.5型CCDと光学5倍ズームレンズに加え、レンズシフト方式の手ブレ補正（VR）機構を搭載したモデル。なめらかな曲面とホールディング性の高い「Nice Grip（ナイスグリップ）」を採用したスリムなボディーデザインと、アシスト機能が付いた4種類のシーンモードを含む「15種類のシーンモード」搭載が特徴となっている。

　焦点距離は6.3〜31.4mm、画角は35mm判換算で38〜190mmに相当。レンズの明るさはF2.9〜5.0。撮像感度はISO80〜400（オートのみ）に対応する。また、同社独自の「フェイスクリアー機能」として、顔認識AFや赤目軽減機能、光量補正機能を内蔵する。

　液晶ディスプレイは2.5型11.5万画素。記録メディアは、SDメモリーカードに対応するほか、本体に8Mバイトのメモリを内蔵する。最大記録サイズは静止画が3,072×2,304ピクセル、動画は640×480ピクセル。

　本体サイズは幅97×高さ61×厚さ45mm、重さは170g。電源には単3形電池×2本を採用し、バッテリー寿命（CIPA規格）はアルカリ電池で約150枚、リチウム電池で約490枚としている。

●COOLPIX L6

　有効600万画素の1/2.5型CCDと光学3倍ズームレンズを搭載したモデル。L5と同様の「Nice Grip」や「15種類のシーンモード」の採用に加え、被写体ブレや手ブレ軽減に役立つISO800までの高感度対応と、リチウム電池での撮影可能枚数（CIPA規格）が約1,000枚という長電池寿命が特徴となっている。

　焦点距離は6.3〜19.2mm、画角は35mm判換算で38〜116mmに相当。レンズの明るさはF3.2〜5.3。撮像感度はISO50〜800（オートのみ）に対応する。また、同社独自の「フェイスクリアー機能」として、顔認識AFや赤目軽減機能、光量補正機能を内蔵する。

　液晶ディスプレイは2.5型11.5万画素。記録メディアは、SDメモリーカードに対応するほか、本体に23Mバイトのメモリを内蔵する。最大記録サイズは静止画が2,816×2,112ピクセル、動画は640×480ピクセル。

　本体サイズは幅91×高さ60.5×厚さ26mm、重さは125g。電源には単3形電池×2本を採用し、バッテリー寿命（CIPA規格）はアルカリ電池で約400枚、リチウム電池で約1,000枚としている。