NEC、KDDIの「ウルトラ3G構想」の中核システムとなるMMDを受注
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日本電気(NEC)は1日、KDDIが推進する「ウルトラ3G」構想の中核システムとなる「MMD」(Multimedia Domain)を受注したと発表した。KDDIはウルトラ3Gにおいて、携帯電話や固定網、データネットワーク通信網を統合し、さまざまな回線からアクセス可能なオールIPネットワークシステムの構築を計画しているという。
今回受注したMMDは、固定と移動のサービス融合、複数のマルチメディアサービスの連携、利用者の状況や好みに応じたサービスの切り替えなど、多彩なサービス提供を可能にするコア・ネットワークを構築するサービスプラットフォームとなるもの。
同サービスプラットフォームは、初期システムでは携帯電話加入者の一部を収容するものとなるが、将来的には携帯電話の全加入者およびデジタル電話の全加入者を収容する規模にまで拡張される見込みだとしている。
MMDは、CDMA2000の標準化団体「3GPP2」にて規格化が進められているオールIPの次世代コア・ネットワークで、VoIPによる電話や多様なマルチメディアサービスの提供基盤となるもの。3GPPではIMS(IP Multimedia Subsystem)と呼ばれており、コーデック種類などの一部相違はあるが、両者は基本的に同じ目的、同じ規格が適用される。
今回受注したMMDは、固定と移動のサービス融合、複数のマルチメディアサービスの連携、利用者の状況や好みに応じたサービスの切り替えなど、多彩なサービス提供を可能にするコア・ネットワークを構築するサービスプラットフォームとなるもの。
同サービスプラットフォームは、初期システムでは携帯電話加入者の一部を収容するものとなるが、将来的には携帯電話の全加入者およびデジタル電話の全加入者を収容する規模にまで拡張される見込みだとしている。
MMDは、CDMA2000の標準化団体「3GPP2」にて規格化が進められているオールIPの次世代コア・ネットワークで、VoIPによる電話や多様なマルチメディアサービスの提供基盤となるもの。3GPPではIMS(IP Multimedia Subsystem)と呼ばれており、コーデック種類などの一部相違はあるが、両者は基本的に同じ目的、同じ規格が適用される。
《村上幸治》