エキサイト、ITを活用したカウンセリングサービスを開始
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エキサイトカウンセラーは、単純にいうと電話相談だ。しかし、IT企業ならではの創意工夫がなされており、親しみやすく、また安全に利用できるのが特徴となっている。カウンセラーへの電話相談というと、相手がどんな人なのかがわかりにくく、電話をかけること自体がストレスになりかねない。エキサイトカウンセラーでは、そういったことに対する配慮がなされている。
たとえば、40名以上いる登録カウンセラーについて、公式サイト上で顔写真や自身のコメント、得意分野、プロフィール、これまでの経験、カウンセラーになったきっかけなどが記されている(一部の方は写真なし)。さらにカウンセラーによっては挨拶の音声データまでが用意されているのだ。
実際に電話をかけるとなると、電話番号からカウンセラーに個人が特定されてしまうのでは? と不安を感じる方もいるだろう。しかし、相談者の電話番号は、カウンセラーには通知されない仕組みになっているのだ。サービスを利用する際は、サイト上で電話番号(固定・携帯どちらでも可)を登録するのだが、カウンセラーに直接電話をするわけではないので、電話番号は伝わらない。
では、どうなっているのかというと、サイト上でカウンセラーを選んで「電話で相談する」ボタンを押すと、相談者とカウンセラーの両者に対してエキサイトカウンセラーから電話がかかるという仕組みなのだ(IP電話の技術を利用している)。そのほか、会員(登録は無料)の本名、メールアドレス、支払いに利用するクレジットカードの番号などはすべてエキサイト側で管理され、カウンセラーには一切公開されない仕組みとなっている。
料金はというと、30分で3,000から5,000円程度。従来の対面型のカウンセリングが45分で5,000から10,000円ほどなので、料金的にはそう変わらないと言えるだろう。しかも、事前にカウンセラーの得意分野や人となりを把握して選択してから相談することが可能で、過去に相談した方たちのレビューも読める。こうしたことから、相性の悪いカウンセラーに当たる心配も少なくなり、初めての方でも利用しやすいサービスとなっている。
また、提携カウンセリング団体は、内閣府認証特定非営利法人 日本心理専門士協会と神戸メンタルサービスの2つ。カウンセラーは全員実績があり、その点も安心材料となっている。
12日に開催された記者説明会では、エキサイトエンタテインメント事業部デジタルコミュニケーション部部長兼エグゼクティブプロデューサーの小幡進氏が説明を行った。エキサイトカウンセラーの生みの親である小幡氏は、「インターネットの黎明期は情報を提供するだけの時代だったが、近年はブログ、SNS、Q&Aなど心の満足にかかわるサービスに移ってきていることから、今回のサービスを思い立った」という。今後も新機能を搭載する計画で、2007年2月から3月ごろをめどに「電話相談予約機能」を、3月から5月ごろに「メール相談機能」を、3月から4月ごろに「会員限定掲示板」を、そして2007年夏ごろには「携帯版サイト」の提供を予定しているという。
筆者は、エキサイトカウンセラーを実際に体験させてもらったのだが、「またかけてみたい!」というのが正直な感想だ。最初は何を話そうか迷っていたが、あっという間に40分が経過。悩み事やグチを話すのは、友だちや家族に対してだと気兼ねしてしまう方も多いと思うが、そんなこともなく、優しくこちらの話を聞いてくれるので、実に心地よかった。仕事や人間関係などでストレスが溜まっている方は、だまされたと思って、一度かけてみてほしい。
《デイビー日高》
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