【スピード速報】光ファイバの割合が高い奈良、群馬、東京、埼玉、福島、和歌山、千葉
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今回は2006年12月12日〜12月18日の全測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた発信地と回線種別の解析を行い、都道府県ごとの光ファイバからのデータ件数の割合を算出した。
図を見ての通り、光ファイバの割合が65%と高いのは、奈良、群馬、東京、埼玉、福島、和歌山、千葉(割合の大きい順)の7都県で、関東圏、関西圏に集まっている。
全国平均は49.7%で、これを上回る都道府県は15しかないことから、上位が少なく下位が多いピラミッド構造になっていることが分かる。
なお、以上の数値は、あくまでも測定データにおける割合であり、実際のシェアとは必ずしも一致しないと思われるが、既報「ダウンロードは関東圏と愛知が速く、大きすぎる『東高西低』の格差」「アップロード平均速度は和歌山・愛知も速い!」などと比較すると、地域ごとの「スピードデバイド」が浮き彫りになるように思える。
光ファイバの強みであるアップロード速度の向上は、情報発信の効率に大きな影響を与える。繰り返しになるが、Web2.0時代を牽引する「発信者たち」を支援するインフラの整備が急がれる。
《平野正喜》
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