【CES 2007(Vol.8)】プレスルームはVistaマシンが60台!
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プレスルームといえば、主催者の公式通知やスケジュールのサポートが受けられ、電話やFAX、コピー機などが使える。携帯電話とネット時代の現在では、固定電話はあまり必要なく重要視されるのはインターネット環境だ。
およそ60台の共有ラップトップマシンが並び、その周辺に個人のラップトップ用のデスクが並び、RJ-45のLANケーブルが2〜30台分ほどでている。このほか、無線LANも使えるが、当然認証やSSLなどかけていない野良スポットに近いものだ。
ちなみに、この部屋のLANケーブルでの回線スピードだが、speed.rbbtoday.comの計測で上り3Mbps前後、下り700kbpsから1Mbpsといったところだ。作業には問題ないが、現地から記事をアップすることを考えるともうちょっと上りのスピードが欲しいところだ。
なお、滞在しているホテルはもっと環境が悪く、上りは1Mbps台がでるものの下りはなんと20〜30kbps(!)しかでない。ホテルのプロバイダが、TV経由のネット、ゲームなどのサービスと共有しているらしく、恐ろしく上りを絞った設定になっている。プレスルームがクローズしてしまうと、ホテルで作業することになるが、これは頭痛のタネだ。
プレスルームのとなりには、プレス用のラウンジがあり、軽食と飲み物がサービスされている。ここでは、プレスどうしのミーティングなどに便利だ。ぜいたくをいわなければ、何個かホテルに持ち帰って食事代を節約することができる。
プレスルームの共有マシンだが、OSはWindows Vistaがインストールされていた。本体はIBM、ではなレノボのThinkPadだ。スクリーンセーバーにレノボの他、MediaFLO、WirelessMOBILTYなどのロゴが踊る。おそらく、スポンサードされたPCだろう。
Vistaのバージョンだが、29日間の制限があり、製品へのアップグレードが可能になっている。
このマシン、CPUはT2500、クロックは2.00GHzとなっていた。Windows Experience Indexのスコアは4.0だそうだ。アカウントは制限されているので、システム設定などは変更できないが、ブラウザはIE7、メールはOutlook 2003が使える。そのほかExcelとWordもインストール済みだ。
細かいツールなど、勝手にインストールできないので、もっぱらブラウザと、MyCESというプレス登録した人のためのウェブサービスページのために使うマシンだ。
下の写真は、RBB TODAYのモバイル編集部とでもいえばいいだろうか。記者のラップトップをプレスルームのLANにつないだところだ。ここから、文字通りリアルタイムで記事をアップしている。本格的なブース公開は明日8日(現地時間)からだ。遅い回線に悪戦苦闘(写真のアップロードがつらい)しながらも最新情報をお届けするので、乞うご期待。
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