アップル、無線LANの新規格「IEEE802.11n」に対応した新たな「AirMac Extreme」を発表 | RBB TODAY

アップル、無線LANの新規格「IEEE802.11n」に対応した新たな「AirMac Extreme」を発表

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AirMac Extreme ベースステーション
AirMac Extreme ベースステーション 全 1 枚
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 アップルコンピュータは10日、無線LAN製品として従来のAirMac Extremeと比べ最大5倍の通信速度と最大2倍の通信範囲を特徴とした新「AirMac Extreme」を発表し、アクセスポイントとなる「AirMac Extreme ベースステーション」を2月に発売すると発表した。

 ベースステーションの価格は21,800円。なお、エントリーレベルの17インチiMac(1.83GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ搭載)を除く、すべてのCore 2 DuoおよびXeon搭載のMacはアップデートにより802.11nに対応できるという。

 新たなAirMac Extremeは、MIMO(Multiple In Multiple Out)方式のアンテナとIEEE 802.11nテクノロジー(ドラフト規格)を採用した無線LAN製品。新たなベースステーションでは、2.4GHzまたは5GHzでの無線周波数で動作可能なため、2.4GHz周波数で動作する機器やコードレス電話との電波干渉を低減できるとしている。なお、帯域幅は日本国内の現法規により仕様上可能な上限の半分に制限されており、通信速度の上限も帯域幅に応じたものとなるという。

 AirMac Extreme ベースステーションは、ルーター機能を内蔵した無線LANアクセスポイント製品。WAN/LANポートに加え、USBポートも実装しており、USB対応プリンターにワイヤレスで印刷したり、USB接続の外部HDDを共有ドライブとすることなどが可能となっている。本体サイズは縦165×横165×高さ34mm。

《村上幸治》

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