放送局並みのスタジオ、回線、サポートを一括提供するテレビ会議システム「HP Halo」
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Haloは、すでに2006年8月より日本国内でも発売を開始したヒューレット・パッカード(以下、HP)の会議システムで、内装やネットワーク回線もすべて同社が設置し、24時間体制の運用保守サービスも含むオールパッケージ型のアウトソーシング・サービス製品。
ネットワーク回線には、SONET OC-12(622Mbps)に対応した同社のプライベート光ファイバネットワークを用いており、音声や映像の遅延がほとんど発生しない。また、撮影カメラや照明、防音壁などの機材は放送局並みの性能を備えている。内装はドリームワークスが手がけ、シンプルかつ臨場感あふれるスタジオを実現するための細部まで計算しつくされたデザインが施されている。
Haloでは最大3地点との接続可能で、50インチのディスプレイに各接続先の参加者を実物大表示する。また各スタジオの天井にはハイズームカメラが埋め込まれており、机の上に置いた資料や製品の色彩・模様など細部までをコラボレーション用ディスプレイに映し出すことができる。
Haloは、企業内だけでなく企業間での接続も可能。また「コンシェルジュ・サービス」では、障害対応だけでなく、使用方法などを含むユーザーのあらゆる相談に対応する。
Haloのデモにあたった同社のHaloビジネス推進部 石山泰律氏は、「Haloによって頻繁な出張から社員を解放できる」と説明、デモに使用された東京のHaloスタジオの稼働率は約100時間(50件の会議に相当)近いという。また、「現在のビジネス環境において、ハード面、つまりITインフラはかなり充実した。しかし人間らしく対話し、相手を理解していける、そういったソフト面の環境はまだまだ不十分ではない」として、Haloは世界中のチームとのコミュニケーション、コラボレーションを向上させる製品だと語った。
Haloの初期設置費用は42万5,000USドル(2室導入時の1室当たりの金額)。月々の運用保守サービス費には通信料、バージョンアップ費、サポートすべてが含まれ、東京圏で2,300USドル。全世界の導入実績としては、増設中のものも含めると、AMD、ペプシコ、ドリームワークスほか現時点で90か所以上(うち27か所はHP)、国内ではキヤノンらに導入済みという。
《柏木由美子》
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