医療や環境問題などに貢献するPCグリッドプロジェクト、日本語サイトが開設
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日本IBMは9日、世界中のコンピューターのアイドリング時の膨大な処理能力をネットワークで結集し、医学や環境などの難問解決のための研究に貢献を続ける「ワールド・コミュニティー・グリッド」のWebサイトに、日本語サイトを追加し、日本からのボランティアの参加を本格的に促進していくと発表した。
ワールド・コミュニティー・グリッドは、Webサイトから無料ソフトウェアをPCにダウンロードすることで、人道的貢献に参加できるというもの。エイズやHIV、がんなどの疾病のもととなる遺伝子や自然災害の予測精度の改善、世界的な食糧・水の飢饉から守るための研究を支援してきており、現在は5つの公的または非営利団体が実施する研究プロジェクトに参加している。
現在ワールド・コミュニティー・グリッドには、世界200か国以上、331のパートナー、26万人強のボランティアが参加し、約54万台のコンピューター資源が提供されているという。活動開始以来、約2年間で寄付されたコンピューターの稼働時間は、PC1台の稼働時間に換算すると79,000年分、PC1万台が約8年間連続して稼働した処理能力に相当。そして、現在でも毎週平均1,000年分(PC1台の稼働時間に換算)の処理能力を提供し続けている。
なおIBMは、ワールド・コミュニティー・グリッドの情報インフラ構築のため、ハードウェアをはじめソフトウェア、技術サービス、およびホスティング、メインテナンス、サポート・サービスを提供。特にセキュリティーに関しては、ウィルス・スキャン、デジタル署名付情報、ファイルの暗号化、認証によるアクセス制御などの対策により安全性の高いシステムを提供している。
ワールド・コミュニティー・グリッドは、Webサイトから無料ソフトウェアをPCにダウンロードすることで、人道的貢献に参加できるというもの。エイズやHIV、がんなどの疾病のもととなる遺伝子や自然災害の予測精度の改善、世界的な食糧・水の飢饉から守るための研究を支援してきており、現在は5つの公的または非営利団体が実施する研究プロジェクトに参加している。
現在ワールド・コミュニティー・グリッドには、世界200か国以上、331のパートナー、26万人強のボランティアが参加し、約54万台のコンピューター資源が提供されているという。活動開始以来、約2年間で寄付されたコンピューターの稼働時間は、PC1台の稼働時間に換算すると79,000年分、PC1万台が約8年間連続して稼働した処理能力に相当。そして、現在でも毎週平均1,000年分(PC1台の稼働時間に換算)の処理能力を提供し続けている。
なおIBMは、ワールド・コミュニティー・グリッドの情報インフラ構築のため、ハードウェアをはじめソフトウェア、技術サービス、およびホスティング、メインテナンス、サポート・サービスを提供。特にセキュリティーに関しては、ウィルス・スキャン、デジタル署名付情報、ファイルの暗号化、認証によるアクセス制御などの対策により安全性の高いシステムを提供している。
《村上幸治》