【東京国際アニメフェア】ライブドアブースは新キャラにも注目
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ブースの展示は、「やわらか戦車」が中心で、ヌイグルミや、それらを入れたクレーンゲームの筐体、アクセサリー類などが目立った。そして、22日に公式サイトが「livedoor ネットアニメ」に引っ越した、「やわらか戦車」と同じラレコの作品「くわがたツマミ」のグッズもブースの一角を占めているという具合。「やわらか戦車」と「くわがたツマミ」は、ライブドアのネットアニメの両輪として期待されているとのことだ。
また、そうしたネットアニメを配信する特設サイト「livedoor ネットアニメ」自体や、そこで配信されている作品(「やわらか戦車」以外にも複数ある)が紹介されていた。なお、「やわらか戦車」関連としては、このブース以外でもショウワノートの文具や、ジェネオン エンターテインメントで発売されたばかりのDVDなどが展示されていた。
そして、ラレコ2作品以外で目立っていたのが、同じく「livedoor ネットアニメ」で配信中の作田ハズムによるFLASHアニメ「暗黒キャット」。声優陣に、大ベテランの玄田哲章を筆頭に、桑島法子や桑谷夏子などを要しているほか、音響監督が「ケロロ軍曹」や「ブレイブストーリー」などを手がける鶴岡陽太、音楽はSLEEP WALKERで現在は活動中の吉澤はじめなど、非常に豪華なスタッフ&キャストが特徴の作品だ。2本足で気ままに走り回り、街中を常に混乱に陥れるノラネコの親玉的存在(でも、人間のような出で立ち)暗黒キャットと、それに巻き込まれる人たちが描かれたストーリーが展開していく。スピーディーさと、暗黒キャットが何を考えているのかがわからないミステリアスぶりが魅力なので、ぜひ視聴してみてほしい(現在3話まで配信中)。
さらに、ぺけちゃんによる「くりぐま」も作品の紹介だけでなく、ヌイグルミなども飾られ、ブレイクを予感させるかわいさを見せていた。
そのほか、ライブドアと手を組む中京テレビ放送のクリエイターの発掘・支援番組「ウキ→ビジュ」とそこで取り上げられた作品(「暗黒キャット」も取り上げられた)が紹介されていた。また、中京テレビ放送(関東圏は日本テレビ)で放映されている、ストリートダンスバラエティ「スーパーチャンプル」のオープニングでダンスを披露するマスコット「ちゃんぷるくん」のキャラクターたちも紹介されていた。そのほか、竹書房とライブドアの「デイリー4コマ」による合同企画で、4コマまんがの新人賞「Y-1グランプリ」の展示も見られた。
4月には新たにインターネットに特化した企業に生まれ変わるというライブドア、既存のメディアとして新人クリエイターに注目する中京テレビ放送、そして各種ネットアニメをプロデュースするファンワークスが一体となった同ブース。アニメの制作は大規模なもの、視聴はテレビかDVD(ビデオ)という従来の図式が、近年崩れてきているわけだが、そうした展開を見られるブースのひとつなので、土日にアニメフェアに足を運ぶ人にはぜひ立ち寄ってもらいたい。
《デイビー日高》
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