【WILLCOM FORUM & EXPO 2007 Vol.4】Windows Live&W-ZERO3で最強のモバイルコミュニケーションツール
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
続いてWindows Mobile端末が同社のサーバ製品と連携できる点や、開発環境として提供されているVisual Studio 2005や.NETを利用することで、PC用とモバイル機器用のアプリケーションが同時に開発でき、目標を達成するまでの期間を短縮できるといった点が語られ、同社がモバイル市場へ注力していることが説明された。また、Windows Mobileに標準で搭載されているアプリケーション「Windows Office Mobile(Outlook Mobile、Word Mobile、Excel Mobile、PowerPoint Mobile)」、「Internet Explorer Mobile」などが紹介され、リッチコンテンツを扱うことができることが、一般的な携帯電話に対する優位点であると語った。
次に紹介されたのは、4月11日にマイクロソフトとウィルコムが発表し、W-ZERO3シリーズ向けに提供が開始されている「Windows Live for Windows Mobile」だ。PC向けのWindows Liveでは数多くのサービスやソフトウェアが提供されているが、 W-ZERO3シリーズ向けのWindows Live for Windows Mobileではメッセンジャー、メール、検索、ブログの4つの機能を利用することが可能だ。
石川氏によると、一部の携帯キャリア向けにWindows Liveサービスにアクセス可能なアプリケーションを提供しているが、Windows Live for Windows Mobileの方がよりPCの操作感に近い物になっているとのこと。その例として挙げられたのが、連絡先とメッセンジャーのメンバーリストの統合で、連絡先を見ることで誰がオンラインになっているか一目でわかり、連絡先からメッセンジャーやメールのほかファイルを送ったりすることができるとのこと。そして最後に石川氏は「Windows MobileはExchangeサーバ経由で会社のメールが見られるしPOPメールも見られる。W-ZERO3ではWindows Live for Windows MobileでWebメールも見られることから、メール関連とメッセンジャーを含めて最強のコミュニケーションツールとなった」と語った。
《青木聡史》
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