米マイクロソフト、ブラウザベースの新しい動画技術を発表 | RBB TODAY

米マイクロソフト、ブラウザベースの新しい動画技術を発表

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Silverlightのロゴ。キャッチフレーズは「light up the WEB」
Silverlightのロゴ。キャッチフレーズは「light up the WEB」 全 3 枚
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 4月15日(現地時間)、米マイクロソフトはラスベガスで開催されているNAB 2007(National Association of Broadcasters Conference)の会場で、新しい動画技術について発表した。

 この技術は、Silverlightと呼ばれ、WPF/Eを応用したクロスプラットフォーム、クロスブラウザで動作するウェブ上の動画再生を行うものだ。Silverlightは、すでにAkamai、Brightcove、Eyeblaster、Limelight Networks、MLB(メジャーリーグ)、Netflixなど計14社のメディア・コンテンツ企業が早期導入企業として、あるいはサポートを表明している。

 Silverlightは、2006年のMIX、REMIX TokyoなどでFlash対抗の技術として注目されていたものに相当するが、マイクロソフトとしては、そこだけを取り上げてほしくはないようだ。機能的には、MacやWindowsのブラウザ(IE、Safari、Firefox)上で、動画を再生したり視聴させたりするもので、軽い実装とプラグインさえインストールすれば環境を選ばない手軽さから普及しているFlashにかぶる部分があるが、高度な双方向性アプリやハイビジョンビデオにも対応し、よりリッチなユーザエクスペリエンスを可能にするという。

 なお、Silverlightのベータ版は、NABに続く4月30日(現地時間)からの同ラスベガスでのMIX 07の会場にて発表される予定だ。

《中尾真二》

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