メッシュネットの位置測定チップ——ロケーションエンジン搭載ZigBee/IEEE802.15.4向けSoCチップ「CC2431」(日本TI) | RBB TODAY

メッシュネットの位置測定チップ——ロケーションエンジン搭載ZigBee/IEEE802.15.4向けSoCチップ「CC2431」(日本TI)

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CC2431
CC2431 全 2 枚
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 日本テキサス・インスツルメンツは25日、ハードウェアロケーションエンジンを内蔵した低電力ZigBee/IEEE802.15.4ワイヤレス・センサ・ネットワーキング・アプリケーション向けSoCソリューション「CC2431」を発表した。現在サンプル出荷中で、量産出荷は2007年第3四半期が予定されている。1,000個受注時の単価は6,45ドル。

 CC2431は、低電力RFアプリケーション向けSoCソリューション「CC2430」をベースに開発され、7mm角の小型パッケージにRFトランシーバ・コア「CC2420」とマイクロコントローラ「8051」、128kBフラッシュメモリ、8kB RAM、センサ・ネットワークに必要な周辺回路を内蔵している。

 CC2431のロケーションエンジンは、RSSI(Received Signal Strength Indicator)に手を加えたもので、リファレンス・ノードから受信した信号の強度を元にして各ノードの位置を正確に計算し、位置情報をコンピュータ、PDA、ハンドセットなどのコレクタ機器に送信するというもの。位置精度は3〜5メートル程度を実現した。

 仕様は、周波数が2400〜2483.5MHz、電源電圧範囲が2〜3.6V、ピン/パッケージが48QFN、変調方式がDSSS。

《富永ジュン》

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