NEC、仮想PC型シンクライアントのサーバセットモデルを発売〜専用外部ストレージ、ソフトも強化
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同モデルは、インテル社製の低電圧版クアッドコア インテルXeonプロセッサを搭載しており、1サーバあたり最大40台(従来比2倍)のシンクライアント端末の同時接続が可能となる。仮想PC型シンクライアントシステムのサーバに必要なハードウェアとソフトウェアを一式セット化しているため、購入後に簡単な作業でシステム利用を開始でき、1クライアント端末あたりの初期導入コストを、従来の約19万円から16.9万円に低減することが可能となる(端末120台導入規模で換算した場合)。同時に、1クライアント端末あたりのサーバの消費電力は従来比50%削減するとのこと。
商品ラインアップとして、内蔵ディスクなしで外部ストレージを用いることでシステムの可用性強化や複数台のサーバリソースを1つに統合できる「Express5800/120Rg-1 VPCC仮想PCサーバ(SANモデル)」、仮想PC型シンクライアント専用の低価格外部ストレージ「VPCC SANストレージ S2」(価格325万円〜)、既存パソコンをシンクライアント端末化するソフトウェア「SigmaSystemCenterソフトウェア シンターミナル」(CD-ROM版1.5万円〜、USB-ROM版1.98万円〜)も商品化し、ラインアップを強化する。
価格は内蔵ディスクモデルタイプの「Express5800/120Ri-2 VPCC 仮想PCサーバ」が195万円〜(税別)。SANブート(内蔵ディスクなし)モデルタイプの「Express5800/120Rg-1 VPCC 仮想PCサーバ(SANモデル)」が268万円〜。いずれも出荷時期は8月27日となる。
《冨岡晶》
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