【スピード速報】この1年で最も光化が進んだ都道府県は?
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
今回は11月21日の「FTTH加入件数が1,000万超え」との記事を受けて、1年前の既報「光ファイバの割合が高い奈良、群馬、東京、埼玉、福島、和歌山、千葉」のフォローをお届けする。2007年11月13日〜19日の測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた回線種別・発信地解析を行い、都道府県ごとの測定件数におけるFTTH(光ファイバ)のシェアを算出し、既報でお伝えした2006年12月12日〜12月18日の測定データと比較した。
図を見ての通り、この1年の伸び率トップは高知県で13.1%から75.0%へ+61.9ポイントの大幅アップとなった。高知県の比率(75.0%)は全国4位で四国トップである。伸び率の2位・3位は僅差で広島県と滋賀県で、以下、岩手県、秋田県までが20ポイント以上の比率上昇となった。トップ5はどれも昨年まで光ファイバの比率がやや低かった県であり「のびしろ」が大きかったとも言えるが、首都圏を中心とする光ファイバの普及が全国に広がった1年であったことがわかる。
なお、今回の比率においては、福島県が15.4ポイント伸びて8割を超え、首位に立った。以下、広島県、奈良県、高知県までが75%を超えており、この4県では測定データの4件に3件以上が光ファイバだったことがわかる。また、比率ベスト10のうち半数の5府県が伸び率15ポイント以上であったことから、この1年の変化の大きさがわかる。全国平均が49.7%から2.7ポイント増えて52.4%となり過半数を超えたことも合わせて考えると、2007年は「光ファイバが最も大きく普及した年」と言えるかも知れない。
《平野正喜》
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