【スピード速報】ぷららの都道府県別シェアは新潟・北海道で高く東高西低
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
今回は1月31日の「ぷらら光、会員が100万人突破」との記事を受けて、プロバイダ別特集として、ぷららネットワークスの「ぷらら」の都道府県別シェアをお届けする。2008年1月29日〜2月4日の測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた発信地解析を行い、都道府県ごとの測定件数におけるぷららのシェアを算出した。
ぷららのシェアが最も高かったのは新潟県で20.9%に達した。2位は北海道の15.2%、3位は山形県13.4%、4位は福島県で10.7%である。これに対して、香川県、高知県からの測定データには、ぷらら経由と明記されたデータはなく、鳥取県、徳島県、大分県も各1件しかなかった。なお、全国平均のシェアは4.4%であった。
図を見ての通り、全般的に見て明らかな「東高西低」であり、シェア10%以上の道県は東日本にかたよっている。また、測定データが1件以下の県はすべて西日本となっている。
この偏りの理由は明らかではないが、ぷららのダイヤルアップ用ネットワークの帯域幅が東北、関東、甲信越においては150Mであることに対して、他の地域では45〜150Mであることに一因があるとも考えられる。しかし、会員が100万人を突破したという「ぷらら光」のバックボーンであるフレッツ用ネットーワークには東西の偏りは見られないことから、今後、西日本において、ぷららがシェアを大きく伸ばす可能性があるのかもしれない。法人向けの「BUSINESS ぷらら」や学校法人向けの「えでゅけっと」でWinnyでの通信を遮断する「Winny フィルタ」機能を提供したり、オンライン詐欺サイトも規制対象とする無償URLフィルタリングサービスを実施するなど、先取的な展開を見せるぷららの動向に注目したい。
《平野正喜》
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