【スピード速報】昼も夜も安定して速いDTI、昼だけUSEN、夜だけASAHIネット
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
今回はプロバイダ別に昼夜ダウンロード平均速度をお届けする。2008年2月5日〜2月11日の測定データを用いて、プロバイダ名が明示された測定データにおけるシェアトップ10のプロバイダについて平均ダウンロード速度(ダウン速度)を昼(9時〜17時)と夜(18時〜翌8時)に分けて算出した。
図を見ての通り、昼と夜の両方で30Mbpsを超え、安定した速さを見せたのが測定数シェア5位のDTI(ドリーム・トレイン・インターネット)だった。しかも夜間のダウン速度は10社中トップであり「夜間に強く昼間も変わらない」というアピールに値する数字と言えよう。
これに対して、測定数シェア10位のGyaO光/BROAD-GATE 02/PUON(USEN)は昼間においてDTIを上回る34.5Mbpsでトップに立った。しかし夜間は30%もダウンして10社中6位の24.1Mbpsとなり、10社で最も昼夜格差の大きいプロバイダということになっている。また、DTIには及ばなかったが、ASAHIネット(朝日ネット)の夜間は29.1Mbpsで10社中2位となった。しかも、夜間が昼間を20%も上回っている。USENと対照的な数字であり興味深い。
なお、計測数が少ないことから参考値とするが、昼間の最速ダウン速度はU-netSURF/famille(ユニアデックス)の62.2Mbps、夜間の最速ダウン速度はhi-ho(IIJ)の57.6Mbpsだった。逆に昼夜共に1Mbpsに届かないプロバイダもあり、回線種別の違いとも考えられるがプロバイダの速度格差は大きいことを印象づけた。
各プロバイダごとの昼夜速度差は、それぞれの業態や回線種別、サービスの違いが影響しているため、原因は一概には説明できないが、利用者がそれぞれの生活パターンに合わせてプロバイダを選ぶ上で参考になるかもしれない。スピード測定へのご参加と、測定データへのプロバイダ名の明示をお願いしたい。
《平野正喜》
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