ケータイの検索エンジンはグーグルがヤフーに肉薄
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調査方法は、携帯電話サイト上のアンケートフォームからの入力。有効回答数9,098人のうち5,600人のサンプル抽出集計としている。男女比率はサンプル集計のため各2,800人と同数だ。キャリア別の比率は、ドコモ41%、au38%、ソフトバンク21%と、傾向は同じものの電気通信事業者協会発表の統計(ドコモ52%、au29%、ソフトバンク17.5%)よりau、ソフトバンクの比率が若干高くなっている。調査期間は、3月28日から3月31日まで。
調査結果によると、PCで利用するよく検索エンジンは、ヤフーが58%、グーグルが38%、その他4%とヤフーが20ポイント引き離しているものの、携帯電話で利用するよく検索エンジンは、ヤフー(モバイル)35%、キャリアの検索メニュー27%、グーグル(モバイル)22%と13ポイントまで迫ってきている。しかも、キャリアの検索メニューのうちauをグーグル、ソフトバンクをヤフーとして補正集計を行うと、ヤフー40%、グーグル35%と差は5ポイントまで縮まるという。
4月からは、ドコモもグーグル検索となるので、その差はなくなると思われる。モバイル検索においてグーグルがソフトバンク以外の2社を取り込んだことが大きく影響している結果となった。
検索結果の満足度については、キーワードと結果が一致しないという不満がトップに挙げられている。一致しないという回答をした人に何を検索したかという質問では、「企業名や商品名」という回答が高率の2位になっている。これは、固有名詞検索で目的の結果が得られないということを示している。表示や入力方法で制限のある携帯電話での検索において、今後改善が期待されるところだ。
また、目的のサイトを探す方法として検索エンジン以外の方法の質問では、ケータイメール、ケータイ広告、パソコン、公式メニューに回答が集中し、新聞、テレビ、ポスターなどネットワーク以外のメディアとのリンクが十分でない結果がでている。ネットワークメディアでは動線がネットワーク内に閉じる傾向になるようだ。
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