ウィルスに夏休みなし、休暇中こそより注意を〜トレンドマイクロ7月度レポート
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      それによれば、7月の不正プログラム感染被害の総報告数は6368件で、6月の4232件から50%以上も増加した。感染報告1位の「TROJ_CABAT(キャバット)」(163件)をはじめとしたオンラインゲーム関連の情報を盗む不正プログラムが上位10種の半数を占め、新種の作成・配布数でも「TSPY_ONLINEG(オンラインゲーム)」が上位であることからオンラインゲームを狙った攻撃が継続しているとのこと。また、USBメモリを媒介とする「MAL_OTORUN1(オートラン)」も報告数・配布数の上位を維持しているという。
夏季休暇の前後は不正プログラムの配布が活発化する傾向があると同時に、ユーザの側も、ひさびさの休みと言うことでオンラインゲームを始める人が増えたりするだろう。この時期こそ、OSやアプリケーションのセキュリティホール修正などの基本も改めて意識してほしいとのこと。
また7月の特徴的な攻撃としては、SQLインジェクションによるウェブサイト改ざんについて、あらためて同社では注意を呼びかけている。「TROJ_ASPROX(アスプロクス)」という不正プログラムによって、全世界で最大21万ページ、国内で約1万ページが改ざんされた疑いがあるという。感染報告ランキング6位の「JS_IFRAME(アイフレーム)」は、不正なWebサイトへのリダイレクトを目的としており、今回の攻撃でも使われているほか、7月末時点でもリダイレクト先から個人情報を盗み取る偽セキュリティソフトが配布され続けている。普段見慣れているサイトだから、と安心することなく、正規のセキュリティ対策ソフトをつねに最新版に保つなど、注意するようにしてほしい。
《冨岡晶》
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