【スピード速報】アップロード速度70Mbps以上が1割強に!「団塊」も高速側へシフト
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
今回は、今年2月の第83回「4割強のアップロード速度はいまだに2.5Mbps未満」のフォローとしてアップロード速度の実態をお伝えする。2008年9月2日〜8日の全測定データを無条件に用いて、アップロード速度の分布状況を2.5Mbpsおきに集計した。あわせてご覧戴くとこの半年強の変化を見ることができる。
図を見ての通り、なんと、全体の1割を超える10.3%のアップロード速度が70Mbpsを超えている。今年2月の統計では4.5%であったから、半年強で2倍以上ということになり、超高速通信の普及が急ピッチで進んでいることが伺われる。また、シェア最大の最低速ゾーン(2.5Mbps未満)の割合は40.2%から34.6%に低下した。これは、このゾーンの大半を占めるADSLユーザの減少が原因と思われる。
さて、これまでのダウンロード、アップロード速度帯分析に登場した「団塊(最高速帯でも最多データ帯でもない特徴的な突出)」は今回のグラフにも見られる。15M〜25Mbpsの小さなピークが「団塊」であり、今年2月の統計では15M〜17.5Mbpsだったことから、高速側にシフトしているように見える。
この連載で何度も述べているように、アップロード速度は情報発信者の作業効率に大きく影響する。画像・動画を掲載できるブログやSNSなど、一般ユーザが大容量データを発信する機会が増えてきている昨今、アップロード速度の向上がこれまで以上に望まれる。その為には、70Mbps以上の超高速帯の普及よりも、2.5Mbps以下の最低速ゾーンのユーザを「団塊」ゾーンに導くことの方が効果的ではなかろうか。よって、今後「団塊」がこのゾーンに留まるのか、上方や下方に移動するのか、あるいは平坦化して消滅するかが興味深い。今後もフォローしていこう。
《平野正喜》
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