女性が最もスキンケアに気合を入れているのは「顔」（88.0％）だが、男性が女性の外見で1番年齢を感じるのは「顔（49.6％）」の他に「手（25.0％）」、「首（14.3％）」という意見も多かった。「顔」以外に年齢を感じるのは40代に多く、「手（31.0％）」、「首（25.4％）」は他の年代より高い数値となった。男性は年齢を重ねるごとに細部まで意識が回るようだ。
女性に理想だと思う肌を複数回答形式で答えてもらうと、「うるおいがある」が70.6％、以下、「きめが細かい（66.3％）」、「シミ・シワがない（64.3％）」など12項目中5項目で50％以上の回答を得たが、男性にどんな女性の肌が好きかを同じ項目で聞いたところ、50％以上の回答を集めたのはトップの「清潔そう（51.3％）」のみだった。また、女性が平均5.7項目の理想をあげたのに対し、男性が好きな肌にあげたのは平均4.6項目と少なめ。内容では「うるおいがある（47.3％）」、「やわらかい（44.2％）」、「なめらか（42.0％）」、「はりがある（42.0％）」が上位に入り、女性の理想が“見た目の美しさ”だとすると、男性は“さわってみたくなる”肌がお好みのようだ。
女性の素顔を見て肌状態にがっかりしたことが「ある」のは44.2％。20代（33.7％）、30代（44.3％）、40代（57.7％）と、年齢があがるほど、がっかり数値は高くなっていった。どんなところにがっかりしたかを自由回答してもらうと、20代では「肌荒れ」、「手入れがされていない」、30代はそれに「しわ」が加わり、「化粧で肌荒れを隠していた」ところにもがっかりしたようだ。男性の思う“かわいい女性”と女性の思う“かわいい女性”が別のように、素肌観にも男女間で温度差があるようだ。
