【WIRELESS JAPAN 2009 Vol.7】製品対応が進むUQ WiMAX——VAIO Type Pにも内蔵モデルが! | RBB TODAY

【WIRELESS JAPAN 2009 Vol.7】製品対応が進むUQ WiMAX——VAIO Type Pにも内蔵モデルが!

エンタープライズ モバイルBIZ
各社通信カード、USBドングル
各社通信カード、USBドングル 全 9 枚
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 「WIRELESS JAPAN 2009」の会場では、UQ WiMAXも積極的な展示を行っていた。6月のInteropでも同様の製品展示や体験コーナーなどを設けてアピールしていたが、今回は対応製品が追加されていた。目を引いたのは、PC以外への応用製品だ。まずNECアクセステクニカのUSBドングル、Aterm WM3200Uは、スマートフォンや組込み機器対応を意識した製品で、Linux搭載(Moblin)のPDAに接続する展示が行われていた。また、住友電工ネットワークスは、組込み機器用の通信モジュールを展示していた。コンシューマ向けのPCやPDAではなく、産業用機器や制御・モニタネットワークシステムの通信インフラにWiMAXを応用するためのモジュールだ。

 Interopでは外付けのUSBドングルだった、クラリオンのポータブルナビMiND MR1Uには、試作品ながらWiMAXモジュールが内蔵されるようになっていた。製品開発レベルでは技術的な問題はなくなりつつあるようで、日本での類似製品の市場投入は、エリアの拡大次第だろう。

 WiMAXモジュール内蔵PCのラインアップも増えていた。Interopでの展示から増えていたのは、SONY VAIO Type Z、そして9月出荷予定だがType PにもWiMAX内蔵モデルが用意される。WiMAX搭載のType Pのカスタム予約はソニーのホームページから注文できるようになっている。HPのEliteBook 2530P、富士通のFMV-BIBLO LOOX Rも今回お目見えした。

《中尾真二》

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