マイクロソフトとNEC、「Windows Server 2008 R2」による仮想化環境の提供で協業
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「Windows Server 2008 R2」に対応したサーバ製品をいち早く市場投入するのが狙いで、両社は今回の合意に基づき、「Windows Server 2008 R2」とNECのIAサーバ「Express5800シリーズ」、統合運用管理ソフトウェア「WebSAM」、および仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」を組み合わせた仮想化システム構築ソリューションを10月より順次提供する。
NECは10月よりラックサーバでの対応をスタートさせ、順次対応する製品ラインナップを強化/拡充する。また「VirtualPCCenter」を「Windows Server 2008 R2」に搭載されている、仮想化テクノロジ「Hyper-V 2.0」「Live Migration」などに対応させることにより、仮想PCの最適配置や障害予兆検知、自律復旧などを可能とする。なお、「Hyper-V2.0」に対応した「VirtualPCCenter」は、本年12月末の出荷予定となっている。「Hyper-V 2.0」とNEC製品の連携強化の一環として、NECは「Hyper-V 2.0」対応の「WebSAM SigmaSystemCenter」を12月末より提供開始する。これにより、企業ユーザーは、「Hyper-V 2.0」による仮想環境と「Windows Server」による実サーバが混在する環境について一元的な管理と障害時の自動対応や負荷平準化などの自律運用が可能となる見込みだ。
さらに、両社は、共同で「Windows Server 2008 R2」を活用した「Hyper-V仮想化ソリューションセミナー」を順次開催。また、NECにおける「Windows Server 2008 R2」に対応可能な認定技術者を育成し、最新のサーバOSでのシステム提案の促進を図る。さらに、NECの販売代理店のSE技術者への仮想化技術の普及、促進を図るため、「Express5800プラットフォーム仮想化技術認定制度」を9月末より開始する。
《冨岡晶》
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