【スピード速報(159)】高速化が進む光ファイバ——15人に1人が100Mbpsオーバーに
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今回は今年1月から8月までの光ファイバでの測定データにおける速度帯ごとのシェア(占有率)の変化をお伝えする。2009年1月1日〜8月31日の測定データと、ベータ版として提供している100Mbps以上の計測が可能な「GIGA SPEED」の測定データから光ファイバでの測定データを抜き出して合算し、毎月の測定件数のダウンロード速度帯シェアを算出した。なお、このシェアはあくまでも測定データの件数におけるものであり、実際の速度帯シェアと一致するとは限らない。
見ての通り、月ごとの揺れはあるものの、100Mbps以上が4%から6%に伸び、一時的ではあるが5月には8%にも達している。これに対して、その他の速度帯のシェアはほとんど変化がなく、第157回「ADSL低速域の利用者割合は変わらないが、高速域の割合がゆっくりと増加中」で紹介したADSLの場合とは様相が異なっている。
今回は「GIGA SPEED」がベータ版として提供され、毎月の測定データが落ち着いた今年1月分からの集計であるため、集計期間が短く、傾向を見出せるレベルには達していない。しかし、100Mbps以上が6%ということは、乱暴に言えば「光ファイバ利用者の15人に1人が100Mbpsオーバー」ということになる。もちろん、これが実際の速度帯シェアと一致するとは断言できないが、ネットワークを積極的に活用しているユーザの5から8%が100Mbpsを超えるダウンロード速度を活用していることは想像に難くない。来年の今頃にはなんらかの傾向が現れてくるのではなかろうか。
《平野正喜》
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