日本HP、ビジネス向けデスクトップPC上位ブランド「HP Compaq Eliteシリーズ」

　日本HPは2日、ビジネス向けデスクトップPCの上位ブランド「HP Compaq Elite」を新たに発表。同ブランドの新製品として「HP Compaq 8000 Eliteシリーズ」3モデルを3日から発売する。固定仕様の直販価格は136,500円〜。

　同シリーズは、固定仕様モデルと、予算や目的に応じたカスタマイズが可能なCTO（注文仕様生産）モデルの2ラインアップ。販売経路は同社の直販サイトHP Directplus、HP Directplusコールセンター、販売代理店、HP Directpartnerとなる。

　セキュリティ機能/運用管理機能を搭載。中規模〜大規模企業への導入に適した製品とし、従来の「HP Compaq Business Desktop dc7900シリーズ」の後継となる。シリーズ全モデルにWindows 7や高速なDDR3メモリを搭載し、ストレージでSSDも選択できるようになっている。また、3年前のモデルと比較して、約4分の1の省電力性を実現したとうたう。

　モデルは、拡張性の高いミニタワー型「HP Compaq 8000 Elite MT」、スリム筐体で拡張性と省スペース性を兼備した「HP Compaq 8000 Elite SF」、専用モニターマウントキット（別売り）の使用で液晶ディスプレイとの一体型設置が可能なコンパクトボディの「HP Compaq 8000 Elite US」の3タイプ。全てに黒を基調とした新デザインを採用した。また、USB2.0端子を前面に4基搭載し、側面パネルの開閉をスムーズにするなど、使い勝手にも配慮した。

　そのほか各種セキュリティ機能を提供する「HP Protect Tools」、HDDに直接パスワード設定が行なえる「ドライブロック機能」を標準で搭載。高度なセキュリティや情報管理保護機能を備えているという。

　固定仕様モデル最小構成のおもな仕様は以下のとおり。

●HP Compaq 8000 Elite MT

・OS：Windows XP Professional SP3適用済み（Windows 7 Professionalダウングレード）
・CPU：Core 2 Duo E8500（3.16GHz）
・HDD：160GB（7,200回転）
・メモリ：2GB（最大16GB）
・光学ドライブ：DVDスーパーマルチ
・インターフェース：USB2.0×10/Mini DIN 6ピン×2/ミニD-Sub15ピン/DisplayPort/ヘッドホン/マイク/RS-232Cなど
・有線LAN：1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
・本体サイズ：幅178×高さ448×奥行き445mm
・重さ：約11.2kg
・直販価格：140,700円

●HP Compaq 8000 Elite SF

・OS：Windows XP Professional SP3適用済み（Windows 7 Professionalダウングレード）
・CPU：Core 2 Duo E8500（3.16GHz）
・HDD：160GB（7,200回転）
・メモリ：2GB（最大16GB）
・光学ドライブ：DVD-ROM
・インターフェース：USB2.0×10/Mini DIN 6ピン×2/ミニD-Sub15ピン/DisplayPort/ヘッドホン/マイク/RS-232Cなど
・有線LAN：1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
・本体サイズ：幅100×高さ338×奥行き378mm
・重さ：約7.6kg (タワースタンド含まず)
・直販価格：136,500円

●HP Compaq 8000 Elite US

・OS：Windows 7 Professional
・CPU：Core 2 Duo E8500（3.16GHz）
・HDD：160GB（7,200回転）
・メモリ：2GB（最大8GB）
・光学ドライブ：DVDスーパーマルチ
・インターフェース：USB2.0×10/Mini DIN 6ピン×2/ミニD-Sub15ピン/DisplayPort/ヘッドホン/マイクなど
・有線LAN：1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
・本体サイズ：幅66×高さ251×奥行き254mm
・重さ：約3.1kg
・直販価格：143,850円