SBテレコム、「ULTINA Wide Ethernet VLAN多重(帯域制御型)」を発表 〜 QoSで品質確保
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従来のVLAN多重サービスは、複数のアクセス回線を一本の回線に論理的に多重化することによって、回線帯域を有効に活用しネットワーク機器や回線のトータルコスト削減や運用管理の効率化ができるというメリットがある。しかしその一方で、同一アクセス回線内で他トラフィックの影響を受けることにより、VLANごと、アプリケーションごとの品質確保が十分ではないという問題があった。「ULTINA Wide Ethernet VLAN多重(帯域制御型)」では、VLANごとに最低保障速度を設定することで、それぞれのVLANに必要な帯域を確保することが可能とした。またVLANごとにQoS機能を4クラス提供することで、基幹系や情報系など、アプリケーションの利用方法に合わせた優先制御が可能。一本のアクセス回線に複数のVPNをVLANで論理的に多重化して収容するため、ネットワークコストや運用管理の負荷を軽減できるとのこと。
「ULTINA Wide Ethernet VLAN多重(帯域制御型)」が提供するこれらの機能により、SaaS/ASPなどのクラウド基盤サービスを提供する事業者は、各エンドユーザー間のトラフィックの干渉を防ぎながら帯域を確保し、それぞれの契約帯域に応じた料金設定ができる。また、VPNを複数に分割するような大規模なネットワークを構築する企業にとっても、「ULTINA Wide Ethernet VLAN多重(帯域制御型)」を利用することで、VLAN多重によってセンター拠点の回線に複数のVPNを多重収容し運用の効率化を図りながら、さらにQoS機能を活用して各VPNの必要帯域を確保するハイパフォーマンスなネットワーク構築が可能となる。
提供料金は初期費用が3,150円/工事(税込)、月額利用料金がVLAN多重料金26,250円/1多重(税込)。ソフトバンクテレコムが提供するアクセス回線サービス「Etherコネクト」を始めとした、各種イーサネット回線や、他社イーサネットアクセスにも対応する。
《冨岡晶》
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