富士通、英国労働年金省の端末14万台の保守管理を受注
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このサービスは、英国に1,000か所以上ある拠点で使用される約14万台の端末を対象としたもので、英国最大規模のデスクトップマネジメントを行う契約となる見込み。2010年9月1日より6年間提供を行い、英国労働年金省は、今後シンクライアントに移行することで、数十億円規模のITコストの大幅削減を見込んでいる。さらに、同省が排出するCO2の大幅削減に繋がる省電力効果も期待できるという。
英国労働年金省のジョー・ハーレーCIOは「この契約は2015年までに予定している一連の既存ICTシステム見直しの第一弾にあたります。この契約を先駆けて行ったことで他省庁を含む英政府機関向けデスクトップ調達契約に、新しい流れを作ると考えます。シンクライアントの利用はデスクトップ利用環境を大きく変え、保守作業の削減、省電力化など多くの利益をもたらしてくれるでしょう」とのコメントを寄せている。
また英国富士通政府部門マネージングダイレクター、エスニー・ウォリス氏は「今回の契約締結は、過去40年以上にわたる富士通と英国政府とのビジネスの成果と考えます。富士通は現在、主要な政府機関のデスクトップサービスを担当し、さらに内閣府やその他政府省庁のシェアードサービスを展開しています。これに加えて、昨年の富士通シーメンス・コンピュータズとの事業統合は、当社を英国におけるデスクトップサービスの有力なサプライヤーの1つとして位置付けることになりました」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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