SAS、iPhoneやBlackBerryなどスマートフォンをビジネス活用する「SAS Mobile」を発表
エンタープライズ
モバイルBIZ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
SAS、人と人との“隠れた関係”を発見する不正利用対策「SAS Fraud Framework」発表
-
米SAS、7,000万ドル規模のクラウド・コンピューティング施設を建設

SAS Mobileは、iPhone、BlackBerry、Windowsなどのモバイル機器で、SASのビジネス・アナリティクス・ソフトウェア機能を活用できるソリューション。グラフや表、チャートなどのインタラクティブな画面操作が可能で、主要指標に変動があった場合には、アラート機能による通知が行われる。企業は、各社独自の指標、表示、書式設定を反映したカスタム・ダッシュボードを作成可能で、モバイルを活用した意志決定が可能となる。SAS Mobileでは、たとえばBlackBerryユーザーは、アラートを受け取った後、クリックしてモバイルダッシュボードを表示し、ドリルダウン機能によってアラート内容を分析し、ワンクリック操作で担当者に連絡を取り、適切な対応を促すことができるという。
SAS Mobileは、Wireless Markup Language(WML)とWAP向けのHTTP/HTTPSをサポートしており、iPhone、BlackBerry、Windows Mobileの各種デバイスに対応する予定。ダッシュボードビルダーは、Flash技術を使用しており、「SAS Enterprise BI Server」の一部として9月から提供の予定。
ちなみに技術系調査会社であるStrategy Analytics社は、世界のスマートフォン市場における売上は今後5年間でほぼ倍増し、2014年までの年平均成長率(CAGR)は11%になると予想している。同社によると、2009年現在のスマートフォン市場の市場シェアは、トップのBlackberryが40%で、iPhoneの30%がこれに続くとのこと。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/