ソフトバンク、合弁会社「USTREAM Asia」を設立 ~ iPhone向けアプリ日本語版の提供も
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USTREAM Asiaは、まず日本での事業展開を本格化させ、その後アジア各国で事業を拡大できるよう準備を進めていく。日本ではすでに、2010年4月にUstream日本語版サイトの提供を開始しており、このたびの新会社の設立は、特に日本を含むアジア各国におけるUstreamの利用をさらに促進することを目的としているという。
準備会社については5月19日に設立し、その後速やかに合弁会社化するとのこと。またソフトバンクは、米ユーストリームに対し、6月中に1,000万米ドル(約9億円)の追加出資を行う予定。これにより、出資比率は19.04%となる見込みで、今後2011年7月までに追加で株式を取得できるすべてのオプションを行使した場合には、合計で約7,500万米ドル(出資比率30%強)の出資になり、同社の筆頭株主になるとのこと。
また、iPhone向けアプリケーションの「USTREAM Viewer(ユーストリーム ビューアー)」と「USTREAM Broadcaster(ユーストリームブロードキャスター)」の日本語版の提供を行うことも発表した。「USTREAM Viewer」「USTREAM Broadcaster」は、それぞれUstreamでのライブ映像をiPhoneで気軽に視聴・ライブ動画配信ができるアプリとなる。
ソフトバンクの孫 正義代表取締役社長は、「このたびUstream社と共同で合弁会社を設立する運びとなり大変うれしく思います。アジア各国でのインターネット利用者数は急増しており、USTREAM Asiaは拡大する市場に向けたライブ動画配信のプラットフォームとなります。日本でのUstreamの利用者数も急増しており、日本を含むアジア各国での今後のビジネスチャンスにおおいに期待しています。」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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