ネット選挙解禁、「賛成」が5割、「反対」2割~懸念は「なりすまし」「炎上」
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ネットを利用した選挙活動に対しての賛否については、「非常に賛成(21.5%)」、「やや賛成(31.4%)」の『賛成』とする層が52.9%と全体の5割を超えた。一方、「非常に反対(8.7%)」、「やや反対(10.5%)」の『反対』とする層は19.2%で、『賛成』が『反対』を大きく上回る結果となった。また、「どちらともいえない」は27.9%だった。
ネット選挙解禁により、政治に関する情報収集に以前よりもネットを利用したいと思うかについては、「非常に利用したいと思う(28.5%)」、「やや利用したいと思う(32.2%)」の『利用したいと思う』とする層が60.7%と全体の6割を占め、「まったく利用したいと思わない(6.4%)」、「あまり利用したいと思わない(8.2%)」の『利用したいと思わない』とする層14.7%を大きく上回った。
立候補者が選挙活動に使えるようになったらいいと思うネットサービス(複数回答可)については、「ホームページ(65.4%)」が一番多く、「ブログ(53.3%)」、「動画共有サービス(41.2%)」と続いた。今回は解禁されない見通しの「Twitter」は25.5%で5位だった。
ネット選挙解禁による弊害(複数回答可)については、「第三者によるなりすまし(66.3%)」「誹謗中傷によるサイトの炎上(64.3%)」「第三者による偽情報の流布(58.4%)」「ネットを利用しない層との情報格差(51.9%)」「意図的な攻撃によるサーバダウン(50.0%)」がそれぞれ5割以上となった。
《関口賢》
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