シャープ、モバイル端末で2画面同時表示が可能な液晶コントロールICを開発
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同ICは、携帯電話やスマートフォン、電子書籍リーダーなどモバイル端末向けに開発されたもので、ハーフXGA(480×1,024ピクセル)の2画面同時表示が可能。表示用メモリを従来の16Mビットから32Mビットに拡大し、画像処理速度を向上させることで実現に至ったという。
加えて、外部接続した液晶テレビ、プロジェクターなどへのフルHD動画出力にも対応。さらに高速シリアル伝送規格(MDDI 1.2/MIPI)、カメラ、SDカード、IrSimple(赤外線無線通信規格の1つ)など、さまざまなインターフェースを搭載した。
サンプル出荷は7月5日からで、サンプル価格は2,400円。2010年9月から量産体制に入るとしている。パッケージの大きさは8mm×8mmで、月産個数は10万個を目指す。同社では4月に2D/3D切り替えが可能なタッチパネルディスプレイ、5月にハイビジョン撮影が可能な3Dカメラモジュールを発表するなど、モバイル端末向けの開発製品を強化している。
《小口》
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