IBM、DWH構築に最適な中堅企業向け分析アプライアンス製品を発表
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「IBM Smart Analytics System 1050」は、最短12日間でのデータウェアハウス構築が可能で、OLAP機能やマイニング機能、「IBM Cognos 8 BI」によるビジネス・インテリジェンス機能などを有した製品。ユーザー・スペースを最大3.3TBまでの上限とすることで価格を抑え、通常1,000万円以上するデータウェア製品市場において、初めて500万円を切るデータウェアハウス専用アプライアンス製品となっているとのこと。
常に分析処理の統計を蓄積し、頻出するデータ列を記憶して活用する「自動チューニング機能」を持つことで、迅速な分析結果の抽出が可能。また、アイコンを使ったわかりやすい操作で、作成されたグラフやレポートなどを簡単にオフィス・ソフトに挿入することができる。提供価格は、491万8400円(税込)から(マイニング機能やビジネス・インテリジェンス機能を含むミドルウェア、サーバー、ストレージとサービスからなる最小構成)。ユーザー・スペースは330GB~3.3TB、ストレージ容量は600GB~6TBで選択可能。
また同日より、よりユーザー・スペースを拡大した「IBM Smart Analytics System 2050」の提供も開始する。「IBM Smart Analytics System 2050」は1203万7800円(税込)からで、ユーザー・スペース3.3TB~13.2TB、ストレージ容量6TB~24TBとなっている。
なお「IBM Smart Analytics System」製品は、本日発表の新製品のほか、大企業向けの「IBM Smart Analytics System 5600」、浮動小数点演算において世界最速の汎用プロセッサーPOWER7を採用した「IBM Smart Analytics System 7700」、IBMのメインフレーム・IBM System zを採用した、より堅牢で高可用性と信頼性が求められる業務などに最適な「IBM Smart Analytics System 9600」といったラインナップが提供されている。
《冨岡晶》
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