イオンや西友で展開した低価格テレビのダイナコネクティブ、自己破産申請へ | RBB TODAY

イオンや西友で展開した低価格テレビのダイナコネクティブ、自己破産申請へ

IT・デジタル テレビ
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 帝国データバンクは12日、大型倒産速報として、ダイナコネクティブが東京地裁へ自己破産申請の準備中であることを報じた(同日付)。報告によれば、負債は債権者約80名に対し約73億8千万円。

 同社は、2002年6月に設立した独立系の映像機器メーカーで、2004年から自社ブランド「Dawin(ダ・ウィン)」などの開発・製造・輸入販売を主体に展開。近年では低価格帯の液晶テレビ、地デジチューナーなどを手がけ、かつてはイオングループや西友に製品が採用され話題となった。2008年5月期の年売上高は約151億3千万円を計上していた。

 一方で2009年11月に、イオンに納入していた18.5型液晶テレビの一部において、電源ボードに使用した部品に不具合品が混入し発煙。これにより返品が相次ぎ、資金繰りが急速に悪化、今回の事態に至ったとしている。従業員数は60名。

《小口》

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