富士ソフト、関西初の情報発信拠点「マイクロソフト ソリューション&クラウドセンター大阪」を開設
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富士ソフトとマイクロソフトは、3月18日に、クラウドとオンプレミスの両分野における協業強化を発表しており、すでに東京に「マイクロソフトソリューション&クラウドセンター秋葉原」を開設している。この施設は、マイクロソフトの企業向けクラウドサービス「Microsoft Online Services」やクラウドプラットフォーム「Windows Azure」などの最新のクラウド環境を体験できる施設となっており、160社以上が来場している。
関西においてもクラウドビジネスに参入する企業、サービスを導入する企業が増加しており、首都圏以外の地域のユーザが「マイクロソフト ソリューション&クラウドセンター秋葉原」を利用していることなどから、関西をカバーする新しい拠点として、富士ソフト関西支社内に同センターを開設することとなった。所在地は大阪府大阪市中央区本町1-6-17で、床面積88平方メートル、物理サーバ2台・体験用PC8台・大型モニター3台・Web会議システムPolycom CX5000などを備える。
富士ソフト関西支社では、11月1日に新設した「MSソリューション&クラウドディビジョン」を中心に、マイクロソフトソリューションをさらに積極的に提案・販売する体制を整備する予定。一方マイクロソフトでは、富士ソフト関西支社の営業担当者、技術者の製品・テクノロジの理解を高めるための無償トレーニングを実施するほか、マイクロソフト大手町テクノロジーセンターで展開しているデモコンテンツや運営ノウハウを、富士ソフトのマイクロソフト ソリューション&クラウドセンター大阪に提供する。
今後3年以内に富士ソフト関西支社に勤務する技術者250名のうち、約30%にあたる70名が、マイクロソフト認定資格を取得する。同社では、西日本におけるマイクロソフト関連ビジネスで、今年度2.5億円の売上を見込んでいるが、2012年度にはその8倍となる20億円の売上を目指すとしている。
《冨岡晶》
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