マイクロソフト、「Microsoft Dynamics CRM Online」をNPO向けに最適化……組織運営の効率化を推進
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NPOの組織運営において、支援者情報を分析、一元管理することは、支援者とのコミュニケーションを強化し、結果的にさらなる支援の拡大につながるため、NPOの組織運営および活動を拡張するうえで注目されている。そこでマイクロソフトでは、2011年1月より提供開始予定のクラウド型CRM(顧客関係管理)ソフトウェア「Microsoft Dynamics CRM Online」をNPO向けに最適化し、支援者管理に積極的なNPO向けに提供する。
具体的には、日本NPOセンター、ページワン、マイクロソフトの3者が連携し、NPOの組織運営に最適化された「Dynamics CRM NPOテンプレート」を開発し、12月2日より試用版を、Dynamics CRM Onlineが提供開始される2011年1月には、正式版のテンプレートを無償提供する。このテンプレートの試用版は、オンプレミス(内部設置)型の「Dynamics CRM」に対応しており、正式版はクラウド型の「Dynamics CRM Online」、およびオンプレミス型の「Dynamics CRM」に対応する。新たにクラウドサービスの導入を検討するNPO、およびサーバをすでに内部設置しているNPOの両者が、活用しやすいテンプレートになっているとのことで。2014年末までに、100団体の導入を目指す。
これにより、今まで大規模なIT投資に踏み込むことのできなかった中小規模のNPOも、クラウドソリューションを通して支援者情報の一元管理が実現できる見込み。マイクロソフトでは、ICTの利活用によるNPO向け支援活動を強化していくとのこと。
《冨岡晶》
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