Wiiリモコンで水を研究 ― オランダの大学が考案
エンタープライズ
その他
注目記事

オランダのデルフト工科大学はWiiリモコンで水の蒸発量を測定するプロジェクトを公開した。
水の蒸発量を測定するのは、水の循環を研究する水文学(すいもんがく)の研究には重要な行為。これまでには数百ドルもするような専用センサーが必要とされていた。
水の入った容器をいくつも並べ、どれだけの水が蒸発するかをチェックするが、今回発表された方式では、水面に浮かべたウキに赤外線センサーをセットし、これをWiiリモコンで受信することで測定を行う。これはWiiリモコンとセンサーバーの間で行われているやりとりをそのまま使ったもので、1ミリに満たない水位の変動もチェックできたという。
Wiiリモコンは専用センサーよりも価格が安いため、コストダウンが期待できるとのこと。
リハビリなど様々な方面に応用されるWiiリモコンですが、今後も新たな使い道が生まれそうだ。
《水口真@INSIDE》
特集
この記事の写真
/