2010年テレビ商戦、購入ブランドのトップは?……MMD調べ
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調査対象者のうち、2010年に新たにテレビを購入した人の割合は、全体の44.3%だった。購入ブランドのトップは、シャープ「AQUOS」(32.4%)で、次いで東芝「REGZA」(27.8%)、パナソニック「VIERA」(18.1%)などとなった。また購入時に重視した情報としては、「販売店の店員の説明が良かったから」(32.5%)、「広告・カタログの内容が良かったから」(31.9%)、「企業、ブランドのファンだったから」(31.1%)などとなった。
さらに購入時に決め手となった要因として、「価格がお手頃だったから」(66.1%)が2位の「画質が綺麗だったから」(38.9%)を大きく引き離した。同社は2010年度のエコポイント制度や地デジキャンペーンなどが、消費者の購買意欲を促進した可能性を指摘している。
TV VODサービスの利用経験者は全体の14.3%だった。また非利用者に、その理由を尋ねたところ、「現在のTVがサービスに対応していない」(25.2%)、「TVとインターネットを繋ぐのが面倒」(24.6%)、「申し込みまでの作業が面倒」(24.2%)、「そういうサービスがあること自体を知らなかった」(23.4%)などとなり、TV VODサービスに関する情報が消費者に十分に行き渡っていない様子が伺える結果となった。サービス利用の動機づけとしては、「お試し期間・ポイントサービスなどのキャンペーン」(41.3%)を望む声が最も多かった。
さらにTV VODサービス利用経験者に満足度を尋ねたところ、「普通」(43.2%)が最も多く、「満足」との回答は23.8%に留まった。その理由として同社は、別設問にて「操作しやすい」(非常に使いやすい+使いやすい)との回答が、28.7%に過ぎないことから、TV VODサービスの操作性の低さに一因があるとしている。その他の使いづらい理由としては、「見たい作品(映画・ドラマ)を見つけるまでに時間がかかるから」(74.2%)、「画面のメニューや選択肢などが見づらい/分かりにくいから」(37.9%)などがあがっている。
今後のTV VODサービスに期待することとしては、トップが「新作の積極的導入」(44.1%)となり、次いで「早送り・巻き戻しやチャプター飛ばしなど、DVDのような機能の追加」(42.1%)、「作品の検索性向上」(37.9%)、「お試しキャンペーンの実施」(33.3%)となった。
《RBB TODAY》
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