NTT Com、国際IPバックボーンの日米間を400Gbps化 | RBB TODAY

NTT Com、国際IPバックボーンの日米間を400Gbps化

ブロードバンド テクノロジー
国際IPバックボーンを流れるトラフィック推移
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 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は13日、国際IPバックボーン(「グローバルIPネットワークサービス」)で最大の通信量が配信される日米間回線の容量を、ISP業界最大級である400Gbpsに増速したと発表した。

 NTT Comの国際IPバックボーンは、国内外の固定・携帯電話会社、ISP、データセンター事業者、コンテンツプロバイダなどが接続しており、日本と海外を結ぶ主要なインターネットトラフィックを運んでいる。なかでも日米間における提供容量は、1997年サービス開始当初で45Mbps、2002年でも5Gbpsだったが、この5年間で約7倍に成長。世界的なインターネット需要が爆発的に伸びたことを受け、2010年1月に300Gbpsに到達してから1年経過しないうちに400Gbpsとなった。400Gbpsは地上デジタル放送で約24,000チャンネル相当、新聞で342年分に相当するという。

 NTTは、1997年7月に国際通信会社「エヌ・ティ・ティ国際通信」を設立し、その秋「国際インターネットゲートウェイサービス」(現在の「グローバルIPネットワークサービス」)を開始。3年後の2000年には大阪POPも設立し、サービス向上のため、米国Tier1 ISPのVerio(ヴェリオ)社を買収した。

《冨岡晶》

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