1つの番号への着信を、モバイル端末や、自宅や職場の固定電話など複数の機器へ転送ができるグーグルの無料サービス「Google Voice」。米グーグル(Google)は25日(現地時間)、同サービスに関して新たなナンバーポータビリティ機能の導入を発表した。これにより、現在利用しているモバイル端末の番号を、Google Voiceの番号として利用できるようになる。ただしGoogle Voiceは米国内でのみ展開されており、日本では利用できない。 ナンバーポータビリティの導入には$20かかり、設定完了から24時間以内に利用可能となるという。しかし導入後は、その時点で利用しているモバイルサービスプランが無効となるため、同社は契約している通信会社に中途解約金を支払わなければならない場合があると注意を促している。 同機能は現在既存のGoogle Voiceユーザーのみ利用可能だが、新規ユーザーについても数週間以内に利用できるようになるという。