NTTデータと日本オラクル、総合スーパーやコンビニなどの小売業向けDWH/BIソリューションを共同提供 | RBB TODAY

NTTデータと日本オラクル、総合スーパーやコンビニなどの小売業向けDWH/BIソリューションを共同提供

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 NTTデータ、NTTデータ先端技術、NTTデータスミス、日本オラクルの4社は31日、小売業務での分析ニーズに対応するレポートをテンプレート化したデータウェアハウス/ビジネスインテリジェンス(DWH/BI)ソリューションを開発したと発表した。

 予算と実績の把握や在庫・仕入の適正化など店舗の管理、売上向上に必要な情報を見える化するもの。レポートテンプレート、データモデル、データ分析基盤で構成され、テンプレート化により、短期間かつ低価格で提供が可能となっている。業務単位でテンプレート化されているため、ニーズ、予算感に合わせて必要なテンプレートを取捨選択して導入することが可能。

 本ソリューションは、格納されたデータを表やグラフにより視覚的に表示するレポート部分はBIツールの「Oracle Business Intelligence」、データを格納するデータモデル部分は小売業向けデータモデル「Oracle Retail Data Model(ORDM)」、データベース製品は「Oracle Database」を活用。分析基盤としてデータベース・マシン「Oracle Exadata(Exadata)」と組み合わせることで大量データの検索、集計処理の性能向上も可能となっている。ORDMは、米国の小売業標準データモデルであるARTSをベースに作成されたデータモデルで、米国を中心に展開していましたが、今回日本でも展開されることとなった。

 価格は初期導入費用(ハードウェア除く)が3000万円~。総合スーパーやコンビニなど、コスト面の問題でDWH/BIソリューションの導入に踏み切れていない企業への提供を想定しており、2013年度末までに15億円の受注を目指す。3月よりサービスを提供、2月より本格的な営業活動を開始する。

《冨岡晶》

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