データコア、ストレージ仮想化ソフトウェア最新版「SANsymphony-V」販売開始
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大規模ストレージ仮想化統合・管理ソフト「SANsymphony-V」(サン シンフォニー ヴイ)は、仮想ディスクシンプロビジョニング、同期ミラーリング、データの継続保護(CDP)、スナップショット(完全コピー)、非同期リモートレプリケーションなどの機能を備えており、両製品のノウハウや技術を継承した新バージョンとして大幅な機能追加の上、両製品を単一ブランドに統合したものとなっている。管理者の集中管理を簡単にするため、ユーザーの業務オリエンテッドの視点で独自の専用GUIを開発し、実装した。仮想ストレージ環境の管理機能を大幅に向上させたのが特徴となっており、設定、イベント、稼働状況、操作、ログ管理も集中して一覧でき、Wizardも搭載された。また、専用GUIを切り離す事で、Windows Server Coreへのインストールも可能となっている。
また本製品では従来の技術基盤を継承しつつ、新しいプール内のリソース管理、新プロトコルと圧縮を採用したことで5~20倍に高速化。リカバリーを簡単にした双方向の非同期リモートレプリケーション、HWを問わないデータのマイグレーション、I/O無停止のHWリプレースなどの機能が追加されている。
新ライセンス体系では基準をデータコアサーバグループあたり2ノードに統一、容量によりvL1(3TB)~vL5(129TB以上)まで5つのレベルがラインアップされた。基本機能はすべてバンドル(レベルに応じて拡張機能が一部オプション)されており、いずれもライセンス価格と年額サポート料の構成となる。容量は1TB単位のライセンスで追加可能。提供価格は、3TBのvL1の場合で、ライセンス価格360,000円より、サポート価格89,600円(年額)より。追加容量ライセンス(1TB当たり)価格は99TB以上の場合で51,200円(いずれも税別)。本年第3四半期以降、3ノード以上の構成への対応、またAPIの実装等が予定されている。
《冨岡晶》
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