【地震】「生き地獄だった」「トラウマになりそう」……被災地医師による現地レポート
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以下は医師による現地レポートの一部抜粋。
「現地での状況はテレビ報道や新聞記事の比ではありません。悲惨そのものでとても言葉で言い表せるものではありません。死因はほとんど溺水による窒息で、被害は地震の揺れよりも津波によるものが多かったようです」(一般内科、総合診療、他)
「親を亡くして立ち尽くす子へどのように接したらいいか分からない、PTSDに関してアドバイスができない。(一部省略)小児に対する“心のケア”“治療”ができるスタッフを同行させた方がよい」(小児科)
「急患の多くは低体温・感染症・外傷。薬や点滴注射の不足が深刻。医師より薬剤師支援が望まれる」(宮城県若林区の中小病院・一般内科)
「現在は電気や水は復旧したものの、放射線による被曝を最小限にすべくマスクや服装他、飲料水等に気を使う毎日です」(眼科)
「検査は単純レントゲンと採血がなんとか使えますが、CTなどは当然動いていませんでした。野戦病院というより生き地獄でした」(一般内科、総合診療、他)
「慢性疾患の通常薬がないという訴えや、トイレ、水分の問題から便秘が多くみられました。また、コンタクトや皮膚の軟膏などの需要も高かったです」(脳神経外科)
「DMATで出勤しました。空港で中等症患者の診療に当たりましたが、診療中も地震があったりして、被害にあっていない私たちでさえ、トラウマになりそうな状況でした」(一般内科、総合診療、他)
これらのレポートには、被災地の医療現場の様子や必要な物資などが具体的に記載されている箇所もあり、何らかの形での支援を試みるうえで、参考になるだろう。現地レポートは今後も続く予定で、同社コーポレートサイト(http://medpeer.co.jp/)や「MedPeer」トップページ(https://medpeer.jp)に掲載される。
《RBB TODAY》
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