総務省、国内のインターネットトラフィック総量を発表……ダウンロードは1.71テラbps | RBB TODAY

総務省、国内のインターネットトラフィック総量を発表……ダウンロードは1.71テラbps

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国内のインターネットトラフィック推移
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 総務省は3月31日、2010年11月時点での国内のブロードバンドサービス契約者による総ダウンロードトラフィック数を、推定で約1.71T(テラ)bpsにのぼると発表(1テラ=1,000ギガ)。

 このデータは総務省がISP6社(IIJ、NTTコミュニケーションズ、ケイ・オプティコム、KDDI、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム)や研究者の協力のもと、集計・試算したもの。これによると総ダウンロードトラフィックは、それまでの1年間で約1.3倍の25.5%増となった。またアップロードの推定総トラフィックは896.6Gbpsだった。また契約者別のダウンロード/アップロードのトラフィック量は、2004年9月以来その差が拡大傾向にある。

 時間帯別のトラフィックでは、ダウンロード・アップロードともに19時~23時頃にピークが見られ、土・日曜日では日中利用も多いという結果になった。ダウンロードトラフィックの底値は、2005年11月以来約2.2倍(約140Gbps→約310Gbps)となり、ピーク値は約3.4倍(約270Gps→約910Gbps)に増加し、底値とピーク値の差が大きくなっている。アップロードトラフィックも同様に、底値が約1.9倍(約110Gbps→約210Gbps)、ピーク値が約2.3倍(約190Gbps→約440Gbps)となった。

 国内主要IXで交換されるトラフィックのうち、ISP6社が占める割合は34.7%で、2009年5月以降、減少傾向となった。総務省は要因を分析中だとしている。

《RBB TODAY》

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