【地震】今後検討……地震当日の原子炉水位を一般公開しない経産省
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元原子力製造技術者の田中三彦氏は、公開前から1号機の異常なパラメータに注目。氏は原子炉圧力容器の中の水位は、(通常)燃料棒よりだいたい5メートル(5,000mm)くらい上にあり圧力は70気圧くらい。それが、12日の2時45分(公開されているデータ)では1,300mmまで下がり、圧力も1/10となっている。一方で格納容器の圧力は8倍に上がっている。「非常に腹が立つのは、公開されている時間が3月12日から。一番大事な初期にどういう運転をしたかということがいっさい公開されていない」と田中氏は憤慨しながら説明を行っていた。
8日に公開されたデータでは、地震当日の21時30分の段階で450mmまで水位が下がっていたことが判明した。その後、詳細なデータは国民には公開されていない。初期の判断が正しかったのかどうかが不明のままだ。
《RBB TODAY》
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