富士通とアークレイ、携帯電話を活用した糖尿病患者支援サービスを発表
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このサービスは携帯電話を活用することで、自動的に血糖値の記録ができるものとなっており、これまで手書きで糖尿病の自己管理を行ってきた患者が、糖尿病療養には欠かせない自己管理をより簡単に行える。なお富士通は、本サービスの提供にあわせて、パソコンと携帯電話を活用した健康増進サービスの名称を「深体創工房(しんたいそうこうぼう)」から「からだライフ」に変更し、疾病予防・健康増進から疾病支援まで、あらゆる健康ニーズに応える健康サービスの提供を目指すとしている。
携帯電話と血糖測定器を専用ケーブルでつなぐだけで、血糖測定器で測定した血糖値データを自動で携帯電話に記録。また、携帯電話に内蔵している歩数計の数値も自動で記録し、生活全般にわたる食事、体重・血圧、通院記録なども携帯電話でかんたんに管理できるようになる。パソコン画面でも、日々の生活改善の推移を確認できる。記録された血糖値の推移やインスリンの投薬状況は、印刷(PDF形式)可能。
富士通とアークレイは、業務提携を行うことにより、富士通の強みである情報通信技術(ICT)・製品・システムおよびクラウドによる付加価値サービスと、アークレイの強みである糖尿病検査システムを融合し、幅広いニーズに対応できる新しい糖尿病患者向け支援サービスを実現するとのこと。「からだライフ 糖尿病サポート」の利用料金は月額525円(予定)。サービス対象携帯電話は、「らくらくホン ベーシック3」(F-08C)、「らくらくホン7」(F-09B)、「らくらくホン6」(F-10A)、「らくらくホンV」(F884iES)、「らくらくホンプレミアム」(F884i)の予定。
《冨岡晶》
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