マカフィー、短縮URLサービス「mcaf.ee」の機能を強化
ブロードバンド
セキュリティ
注目記事
-
瑞原明奈選手や伊達朱里紗選手がアクリルスタンドプレゼント(PR))
-
架空メモリを作成し検出を避けるトロイの木馬、初めて確認される
-
ゴールデンウィークは、本物そっくりの「コピー」サイトに注意……マカフィーが注意喚起

現在流行しているサイバー犯罪の手口として、URL(Webアドレス)短縮サービスを利用したものがある。悪質なリンクを、bit.ly、TinyURLのような短縮URLサービスを利用して分からないようにして、いろいろなサイトに投稿するというものだ。マカフィーでは、このような新手の攻撃に対抗するため、2010年9月より独自にセキュア短縮URLサービス「mcaf.ee」を開始。マカフィーのクラウドベースのセキュリティ技術基盤Global Threat Intelligence(グローバル スレット インテリジェンス)を活用し、サイトの安全性を確認した上で、短縮URLを生成するため、よりセキュリティが強化されているのが特徴だ。
Global Threat Intelligenceには、マルウェアのホスティングサイトやボットコントロールなど、既知の悪質なサイトが登録されており、対象サイトが危険な場合、警告ページを表示することで、サイト閲覧を中止するよう警告する。また本サービスでは、対象サイトの安全性評価機能が備わっており、対象サイトの上段フレームに評価結果を3色の色別で表示、「安全なサイト(緑)」はそのまま対象ページを表示しますが、「疑わしいサイト(黄)」は警告とページへのリンクのみを表示、「危険なサイト(赤)」の場合は、そのサイトを表示できないようブロックする。
今回のアップデートでは、初心者にも分かりやすいページデザインに刷新するとともに、URL生成ウインドウにFacebookボタンとTwitterボタンを配置し、より簡単にURLをシェアすることが可能となった。また、Global Threat Intelligenceの評価機能であるレピュテーションインテリジェンスとの連携を強化し、対象サイトのWebサイトレピュテーション情報やリンクの繋がりを示すリンクグラフ、メールサーバ情報などを表示するレポート機能を新たに搭載した。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/