移動体を充電できる非接触給電システム コンテックが発売
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今回販売を開始した非接触給電システムは、同社の親会社のダイフクが1993年に実用化したもの。改良を繰り返しながらダイフク製システムで多数採用され、すでに約7000システムの納入実績がある。
電磁誘導式の非接触給電システムで、自走する移動体などに金属接点なしで高効率に電力伝達できるのが特徴。金属接点がないため、ほこりや汚れが付着して接触不良を起こしたり、漏電やショートが発生したりする心配がない。
製品は10kHz未満の周波数を使用しているため、電波法による申請が不要。感熱線により異常を検出し給電を安全に停止させる機能を持つ。
今回発売を開始する製品は、三相交流200Vから高周波交流を生成する「HPS電源盤」、誘導線から高周波交流を受け取る「PUPピックアップ」、PUPピックアップからの高周波交流を定電圧の直流に変換する「PSB受電ユニット」で、価格はすべてオープン価格。
今後、大容量タイプのPUPピックアップ、小容量タイプのHPS電源盤など、ラインアップを強化する予定。
《編集部@レスポンス》
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