富士通、中堅規模病院向け電子カルテシステム「HOPE/EGMAIN-LX」を販売開始
エンタープライズ
ソフトウェア・サービス
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
【地震】メディカルアイとケイ・オプティコム、「医療クラウド」サービスを無償提供
-
富士通、SaaS型地域医療ネットワーク「HumanBridge」を販売開始

「HOPE/EGMAIN-LX」は、富士通の大規模病院向け電子カルテシステム「HOPE/EGMAIN-GX」をベースに開発された製品。現在、中堅規模病院における電子カルテシステムの導入率は11.2%にとどまっている一方、導入を検討する施設では、求めている機能も多様化している。「HOPE/EGMAIN-LX」は、業務要件・予算に合わせた基本となるオーダリングシステムから電子カルテシステム、看護支援システムまで段階的に導入でき、こういった問題に対応できるとのこと。
インデックスや付箋、利用者ごとにカスタマイズできるナビゲーションマップや、お気に入りボタンなどの機能を提供するほか、紙カルテの厚みを視覚的に表現するヒストリカルビューや、各種ビューアを一画面に表示するマルチカルテビューアなどの機能も新たに提供する。富士通のSaaS型地域医療ネットワーク「HumanBridge(ヒューマンブリッジ)」と連携し、他の医療機関とネットワーク経由で診療情報の共有が可能。カルテの電子化により、200床規模の中堅規模病院で年間3.4トンのCO2排出量削減が見込めるとしている。
販売価格は、業務範囲・端末台数により個別見積で、「HOPE/EGMAIN-LX」のハードウェア、ミドルウェア、アプリケーションパッケージ、その他導入に必要なセットアップ費用や操作指導などのサービス費用を含み3,500万円から。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/