富士通、中小規模向けデータベース「Symfoware Server Lite Edition V10」発売
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「Symfoware Server Lite Edition V10」は、同社の「スマート・テクノロジー」の採用により、簡単操作で導入・運用ができるデータベース製品。東京証券取引所様の株式売買システム「arrowhead」にも採用されている「Symfoware Server」と、同じエンジンをもった信頼性の高さが特徴となっている。主に1WAYサーバを用いた中小規模システムのデータベースとして提供し、搭載CPU数が1つまでのサーバにLite Editionを適用可能。
「スマート・テクノロジー」は、ハードウェアやソフトウェアの状況を自ら判断し、最適化することで、利便性と信頼性を高める技術となっており、データベースのセットアップやリカバリーを自動最適化する機能「スマート・セットアップ」「スマート・リカバリー」を搭載している。「スマート・セットアップ」では、システムにあわせて、データ保全や性能をあらかじめ考慮した環境を、自動的にセットアップする。「スマート・リカバリー」により、万一のトラブル発生時にも、一般的なデータベースでは必要となる原因の特定作業や、異常個所や原因ごとに用意する複数のリカバリー手順書が不要となる。
「Symfoware Server Lite Edition V10」の販売価格はプロセッサライセンスV10が60万円、クライアントライセンスV10が1万8,000円。動作OSはMicrosoft Windows Server 2003/2008。富士通では、国内において今後2年間で「Symfoware Server」全体で8,000プロセッサライセンスの販売を計画している。
《冨岡晶》
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