映像に「透かし」を入れて著作権保護……NHKと三菱電機、「電子透かし」技術を開発
IT・デジタル
テレビ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
地デジ化までいよいよ1ヶ月余り……7月1日以降、アナログ放送画面で“特別周知”が開始
-
【NHK 技研公開 2011 Vol.3】放送の安定化やバリアフリー放送など、デジタル時代の新サービス

同技術は、映像内に映像関連情報を埋め込み、映像の情報管理や著作権保護に役立たせようとするもの。これまでは、圧縮した映像への処理のみで十分な量の情報を埋め込むことが困難だったが、今回はHD映像への高速処理に成功した。
NHKと三菱電機は、画像劣化を抑えながら十分な情報量を埋め込むため、分割処理による埋め込みアルゴリズムを採用。さらに、検出に要する画像フレーム数を1/5~1/10に削減し、高画質映像に対する情報の埋め込み処理を高速化させた。
同技術は汎用的なライブラリ形式ソフトウェアで作成されているため、映像伝送システムや編集装置などの放送機器への組み込みが可能。サイズ縮小やアナログ変換された映像からの検出も可能なため、広い分野での著作権保護などにも応用できるとしている。
《》
特集
この記事の写真
/